オリックスが今季初の5連勝を挙げた。初回2死三塁から、森友哉捕手(27)が西武高橋の152キロ直球を捉えて、右翼席へ先制の6号2ラン。さらに2点リードのまま迎えた最終回に、1死一塁から今度は140キロフォークを左翼へ運び3点目。この日の全打点を挙げた。

中嶋聡監督(54)は「先制点がほしい場面で、森友哉がよく打ってくれた。みんな積極的に手を出してくれてたんですけどね。いい結果になる時もあれば、あっさりに見える時もありますけど。仕掛けていくことが大事になると思うので、僕はいいと思います」とねぎらった。

投げては、先発の山崎福也投手(30)が今季最長の8回を7安打無失点と好投。4月20日楽天戦(京セラドーム大阪)以来今季2勝目となった。8回まで96回を投げ、最終回の続投には「もう1点取れてたら、考えてたんですけどね」と中嶋監督。この日、守護神を務めてきた平野佳寿投手(39)が、腰痛のため今季初めて出場選手登録を抹消。ブルペンの危機を山崎福が救った。

オリックスは4連敗のあと、これで5連勝。首位返り咲きへ勢いは止まらない。

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