今季3度目のスタメン出場となった巨人長野久義外野手(38)がアクシデントに見舞われた。両軍無得点の7回無死一塁、阪神大竹の3球目、内角寄りのカットボールを強振。しかし、遊ゴロ併殺打となった。

スイング後、フォロースルーでバランスを崩し、一塁まで走ることが出来ず、ホームベース付近にとどまった。阿部ヘッドコーチや大久保打撃チーフコーチ、トレーナーらが慌ててベンチから駆け寄り状態をチェック。長野は立ったまま、両ふくらはぎをゆらして自ら状態を確認した。そのまま大久保コーチとトレーナーが肩をかそうとするも、それを制して自らの足で歩いてベンチ裏へ。7回の守備からベンチに退いた。

試合後、長野は「チームに迷惑をかけてしまい申し訳ないです」と話しながら、しっかりとした足取りで球場を後にした。