右手中指にできたマメの影響で、中22日で先発したロッテ佐々木朗希投手(21)が、3回まで無安打無失点で6三振を奪う立ち上がりを見せた。

1回は2死から侍ジャパンのチームメートだった近藤を3球三振に仕留めた。2回も1三振を加えると、3回は川瀬、ガルビス、甲斐を3者連続三振に打ち取った。3回までに最速は164キロをマークした。

打線は1回に中村奨吾内野手が、31歳の誕生日を自ら祝うバースデー弾を放ち、佐々木朗を援護した。1死一塁、1ボールから左翼席に運ぶ先制2ラン。球場では左翼席のロッテファンが歌うバースデーソングに、ソフトバンクファンも手拍子する温かい雰囲気に包まれる中での1発。

三塁側ベンチ前でキャッチボールする佐々木朗も、左拳を高々と突き上げて笑顔を見せた。2回にも1点を追加した。

佐々木朗は5月5日のソフトバンク戦で右手中指にマメが出来た影響により登板間隔を空けていた。

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