阪神坂本誠志郎捕手(29)が、2度の勝ち越し打で日本シリーズ進出に貢献した。4回に左前適時打、同点に追いつかれた6回には右前適時打を放ち、試合を決めた。

4回には打った直後、ベンチを指さし感情を爆発させた。「打つ方でずっと迷惑かけてたんで、なんとか貢献したい思いが、ちょっと出ちゃいました」。今CS9打席目での初安打に、思わず照れ笑い。「全然ダメだったんで、開き直っていくしかないなって言う感じで、いいところ飛んでくれてよかったです」とホッとした様子だった。

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