試合開始前にアクシデントに見舞われたDeNAが接戦をものにできなかった。先発予定だった平良が腰の違和感で回避し、山崎が緊急先発。試合後に平良は腰椎椎間板ヘルニアと発表。28日に出場選手登録を抹消される。

山崎はプロ531登板目でプロ初先発となった。1回、先頭の巨人丸を151キロのキレ味鋭い内角直球で詰まらせて遊ゴロ。吉川をツーシームで一ゴロ。ヘルナンデスには死球を与えるも、続く岡本和は直球で中飛に打ち取り、初回を無失点で立ち上がった。

しかし2回に2死三塁から泉口にツーシームを右前に運ばれ、適時打で先制点を献上。そのまま2回1失点でプロ初先発を終え、「本当にチームのためにと思い準備しました。初めての先発ということで対応するにも時間がかかり、改めて先発の難しさを痛感しました。その中でも変わらずみんなが声をかけてくれて周りに助けられました。もっと良い結果を残せたと思いますし、悔しい気持ちでいっぱいです」と振り返った。

2番手にはこの日緊急昇格した森唯が登板。スクランブルの出番だったが、3回1失点と役割を果たした。三浦監督は「急きょ、(山崎)ヤスに先発をお願いしました。『やらせてください』と快く引き受けてくれて、いい準備でマウンド上がってくれました。その後のリリーフの部分でも、ファームとも連係とりながら、明日、小田原で先発予定の森(唯斗)を急きょ呼んで来てくれて。快く『やります』と試合に臨んでくれました。本当は勝たないといけないんですけど、こういうアクシデントの中でよくやってくれたと思います」と感謝した。

3番手はウィックが2回無失点、4番手の京山が1回無失点とリリーフが粘ってつなぎ、9回にはビハインドながら守護神森原を投入。攻めの継投を見せた。継投の意図について指揮官は「こういう展開でリリーフ全員で…というところで森原にも1点ビハインドで行ってもらいました。1点差のまま9回の攻撃を迎えられて、いい形を作ってくれました」と踏ん張った守護神をたたえた。

しかし打線が援護できず。新外国人フォードが来日6打席目で来日初安打初本塁打を放つも、巨人井上から6回でこの1得点のみに封じられた。7回以降は、高梨、ケラー、大勢とつながれて1点及ばずに敗戦。これで球宴休みを挟んで4連敗。首位巨人と4・5ゲーム差と正念場に立たされた。

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