阪神森下翔太外野手(24)が岡田前監督への恩返しを誓った。24年シーズン最終戦から一夜明け。藤川新監督の就任が発表され、ルーキーから2年間、目をかけてもらった指揮官への思いを明かした。

「岡田監督なしでは今の自分はないと思う。3番で使っていただいて、それがあるから結果や課題も出た。そういうところをよく見ていてくれた監督だったかなと思います」

感謝はつきない。第2次岡田政権初年度となった23年入団のドラ1ルーキー。1年目から日本一に貢献し、2年目の今季は73打点、16本塁打でチーム2冠にも輝いた。7月には直接指導で打撃フォームの改善を求められ、厳しい言葉をかけられての2軍降格もあった。それでも勝負強い打撃で、猛虎打線に欠かせない1人にまで飛躍。「成長した姿を見せて恩返しできればなと思います」。まだまだ発展途上の24歳。バットで進化を証明していく。

13日のCSファーストステージDeNA戦(甲子園)では3安打2打点でプロ2年目をフィニッシュ。7回に放った中前適時打は自身でも納得の1打だった。「回旋しきった状態からのコンタクトの仕方。自分としてもかなりいい打席だった」。手応え十分で次なるステージへ弾みをつけた。

11月には侍ジャパンの一員として「プレミア12」を戦う。昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップ、今春の侍ジャパン強化試合での経験も生かし、主力としての活躍に期待がかかる。

2年間で経験を積み、確実に結果を残し続けてきた。それでもプロ野球人生において「途中経過でしかない」とキッパリ。「まだまだ課題がある。来年、再来年にもっと良い成績を残せるようにしたい」。阪神を、日の丸を背負って立つ男へ。岡田監督の教えを胸に、実りの秋にする。【村松万里子】

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