2年契約の1年目を終えた広島菊池涼介内野手(34)が5日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の2億5000万円プラス出来高払い(金額は推定)で更改した。昨季を上回る136試合に出場したものの、2割4分1厘、9本塁打、38打点に終わり「個人的にはまったく話にならない結果になってしまったので、来年しっかり活躍しますと(球団に)誓ってきました」と決意を口にした。
二塁守備では、健在ぶりを示した。自主トレをともにする矢野と鉄壁の二遊間を組み、守り勝つ野球を支えた。「矢野だけじゃなく、みんなが自信を持ってやってくれたらもっともっと良くなると思います。僕もエネルギーをもらって負けないぞという気持ちで一緒にやれているので、また来年も元気をもらいながらやっていきたい」。台頭する若手に刺激をもらいつつも、まだまだポジションを譲るつもりはない。
首位からBクラスにまでの転落劇に身を置き、自身の立ち居振る舞いも変える覚悟を決めた。近年は投手への声かけを若手に任せ、ベンチでも多くは語らなかった。「1歩引いて、みんなにやってほしいという思いのがここ数年多かったんですけど、もっとこうできたかなというのはいろいろあったので、もう1度自分で行動してみようと」。これまでは気づかせようとしてきたが、再び自分が先頭に立って言動で示すスタイルに立ち返る。14年目の来季は結果にこだわり、より我を出していく。【前原淳】



