在任9年でリーグ優勝8回、日本一6回を達成した元西武監督の森祇晶氏(88)が、低迷脱却を図る今のチームにエールを送った。18日、西鉄時代を含めた「ライオンズ75周年シリーズ」のイベントで、ベルーナドームに来場。当時の主力、石毛宏典氏(68)鹿取義隆氏(68)辻発彦氏(66)らとともに、始球式を行った。
当時の強さの理由の1つとして「石毛たちのような、うるさ型のベテランが若い選手たちをしつけというか、指導してくれたから」と説明。「古い選手が若者に好かれようとするチームは強くならない」と持論を述べた。石毛氏は「それが当たり前だったし、それができたのも森監督の教えがあったから」と呼応した。
昨今のチームの低迷に「ずっと気になっていた。たくさんのファンの方々に来ていただいているのだから、それに値するゲームをしないといけない」と苦言を呈した。ただし、厳しい指摘も愛着があるからこそ。「巨人で選手を20年やったが、西武にはそれ以上の愛着がある」と話し、「今年から良くなってくれるといいなと思うよ」と1日も早い低迷脱却を願っていた。【沢田啓太郎】



