阪神キャム・ディベイニー内野手(28=パイレーツ)が2月28日、甲子園での全体練習に参加し、遊撃守備を入念に確認した。慣れない土のグラウンドではあるが、聖地の特別なパワーを感じ取った。

「本当に歴史を感じるような球場で、シーズンが始まるとすごくエネルギーに満たされるような球場なんだろうなと。すごく気に入っています」

甲子園の土の感触を確かめた。「少し柔らかさはあるけど、ただいろんな話を聞くと、シーズンに近づくにつれて硬くなってくるということだった。基本的に自分が想像していたような形で(ボールが)弾んでくる。感覚もすごいいいですし、心配も今の状態ではしていない」。整備の行き届いた本拠地での練習に、白い歯を光らせた。

早出練習にも参加。マシンのフライ捕球を繰り返した。「良い練習ができた。風に対応するような形で、いろんなことも見ることができましたし、もっと風が強い日に練習量をこなして慣れていければ」。春季宜野座キャンプでも早出特守を行ってきた新助っ人は、どこまでも貪欲だ。

チームメートからも学ぶつもりだ。打球補では走塁練習を行っていた中野と言葉を交わす場面が何度もあった。「基本的にはたわいもない話というか、特にそういう(アドバイスのような)話はしていない。ただ、彼はすごくいろんなことを熟知していると思っているので、いろんなところを聞いていけたら」。

二遊間の“キャムタク”コンビで息を合わせる。3月3日には侍ジャパン戦もあり「レベルの高い選手たちと会うこと、プレーすること、すごく楽しみ」。藤川監督は京セラドーム大阪と甲子園で行う7試合で新助っ人を見極める方針を示している。新助っ人にとって本拠地でのプレーが今後の鍵を握る。【村松万里子】