オリックスが今季最多安打、最多得点を更新する18安打13得点の圧勝でソフトバンクを下した。ソフトバンクと勝敗が並び、昨年4月21日以来の首位。今季最長の4連勝もマークした。5番二塁で先発出場した太田椋内野手(25)の2号3ランなどで2回までに7点を奪った。太田は史上24人目、オリックスでは歴代4人目の全打順での本塁打をコンプリートした。

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太田のエネルギー源の1つが、故郷・富田林市の名産の「さいぼし」だ。馬肉の燻製(くんせい)で、自ら好物と明かし、「しょうゆをつけて食べるのがおいしい」とお勧めする。「中学、高校ぐらいから食べ始めました。かめばかむほどうまみが出てくるっていう感じっすね」。1番から9番まで、かんでホームランといううまみを出す太田にぴったりのエネルギー源だ。

今季から阪急時代の黄金期に活躍した簑田、福良GMらレジェンドが背負った背番号1をつける。昨季、自己最多の113試合に出場、初の2ケタ本塁打もクリア。自ら球団に申し入れ手に入れた。11年に全打順本塁打を達成した後藤光尊も背負った番号だ。

オフからはピラティスも取り入れ、痛めやすいという腰痛対策も万全だ。「結構、バットを振っても体が疲れてない」と効果を実感。「(昨年)けがしないことはやっぱり(大事で)、試合に出続けることはやっぱり一番大事だし、難しいことだなと思ったんで。全試合出られるように、頑張りたい」と、1月の富田林市表敬訪問時に口にしていた。この日まで、今季全18試合に先発フル出場を継続中。残り125試合で背番号1が輝く機会はさらに増えそうだ。【伊東大介】