中日のドラフト2位ルーキー桜井頼之介投手(22)が、6回2失点と好投し、6度目の先発で待望のプロ初勝利を手にした。
「すごくうれしいです。(降板後は)ここまでなかなか勝てずにいたので、今日はなんとか勝ちたいなという気持ちでみてました。(5戦勝てず)正直すごく苦しい時間があったのでそこはすごく長く感じました」
初回に辰己に先制2ランを浴びたものの、以降は毎回走者を背負いながらも要所を締める投球。最速152キロ直球にカットボール、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜ、8奪三振をマークした。
お立ち台ではファンにウィニングボールを披露して笑顔。「勝つことってすごくうれしいことなんだなってあらためて感じました。(記念球は)一番応援してくれている母親にプレゼントしたいと思います。いつもありがとうございます」と話すと、スタンド観戦していた母は目頭を押さえて喜んだ。
打線もルーキーを強力に援護。2点を追う初回に細川成也外野手(27)の遊ゴロの間に1点を返すと、3回に鵜飼航丞外野手(26)の4号ソロで同点。4回には石川昂弥内野手(24)の2号ソロで勝ち越した。さらに山本泰寛内野手(32)の左翼線への適時二塁打で4点目を挙げ、楽天先発・古謝を降板させた。5回にも2番手・内から石伊雄太捕手(25)、石川昂の連続適時打で3点目を追加。5回までに7得点を挙げた。
中チームは交流戦2連勝。5カードぶりのカード勝ち越しを決め、借金を13に減らした。
中日桜井の母麻衣子さん(息子のプロ初勝利を見届け)「長かったねっていうのと、おめでとうって。もう抱きつきたいぐらいの気持ちです。(初回先制2ランに)これで(失点は)終わって~! と思いながら見ていました」



