阪神森下翔太外野手(25)が完全復活の2発で、チームを「日本生命セ・パ交流戦」初のカード勝ち越しに導き、ヤクルトと並んで30勝に到達した。
まずは1-1の3回2死一塁。ロッテ唐川のツーシームを弾丸ライナーで左翼に運んだ。「ちょっと打てていない試合が続いていたので、何とか1本出せたのでよかったと思います」。12打席ぶりの安打は値千金の13号決勝2ラン。この一打で勢いに乗った。
次打席の5回2死では推定141・4メートルの超特大アーチ。1試合2発は自身3度目だが、2打席連発はプロ初の大暴れだ。14号ソロで同僚佐藤と並びセ・リーグ本塁打ランキングトップに浮上。虎の「アイブラック兄弟」がし烈なキング争いを繰り広げている。
一方、守備では悔しさが残った。1-4の6回、ロッテ友杉が左中間に飛球。上空は強風が渦巻き、左翼森下は走りながら捕球体勢に入ったが、この打球をお手玉。その間に俊足友杉にホーム生還を許す“ランニング本塁打”を献上した。(記録は森下の失策)。藤川監督は「ミスをして、それをまた糧として、このあとの野球人生につなげていけばいい」とさらなる成長を期待した。
勝利打点「8」は12球団トップ。森下のバットで首位を守った。【只松憲】
▼佐藤が14号、森下が13、14号とそろって本塁打。2人のアベック弾は今季4度目、通算では13度目になるが、チームの得点が2人の本塁打だけだったのは今回が初めて。2番と3番でのアベック本塁打も今回が初だった。



