パ首位の西武が6月の初戦で強敵阪神を下した。5月最後の試合は完敗。西口文也監督(53)は「また月が変わって、最初の試合が大事になってくると思いますね」と話していたが、見事にほぼ360度阪神ファンのアウェー状態の中で、守り切った。
5月だけで9本塁打したタイラー・ネビン内野手(29)が2回、6月の初打席&初球を見事に甲子園へバックスクリーン弾。その先制点を先発の渡辺勇太朗投手(25)がしっかり守った。時折走者を許しながらも、カットボールなどの精度が高く、阪神の強力な中軸にも決定的な当たりを許さず。7回2安打無失点。堂々の投球で今季3勝目を手にした。
緊迫の展開だったが、7回の2点追加が大きかった。桑原将志外野手(32)と渡部聖弥外野手(23)がしぶとく安打を放ち、2死二、三塁に。ここで長谷川信哉外野手(24)の遊撃への当たりを阪神小幡がファンブルし、さらに一塁へ悪送球。ダブルエラーで一挙2得点。気が早く膨らんでいた多くのジェット風船が大観衆のため息に包まれる中、西武が一気に勝利に近づいた瞬間だった。



