パ首位の西武が10年ぶりとなる交流戦4カード連続勝ち越しに成功し、貯金を今季最多の13に増やした。延長12回、長谷川信哉外野手(24)が8号決勝ソロ。打った瞬間に歓声とため息が混じるほどの、左翼席への1発に「直接勝ちに貢献できたのはうれしいですし、自信もつながるので」とさわやかに笑った。
長谷川は「本当に11回裏の守備が全てだったと思います。その勢いのまま打席に入れたのも事実なんで」と感謝する。2死満塁のサヨナラ負けのピンチで、一塁けん制でのピックオフに成功。アウトになると、一塁へのベースカバーに3歩4歩と動きかけていた右翼の長谷川はこぶしを握りながらベンチへ駆け、その数分後に歓喜の殊勲打を放ってみせた。
6日は隅田知一郎投手(26)のセーフティバント、結果的なスクイズ成功も話題になった。ノーサインだったが三塁走者の長谷川が好判断でホームを陥れた。「目配せとかもなかったんでビックリしたんですけど、でも転がったら走るのは変わらないので。集中していました」。自身も神宮での走塁ミスを経て、さらにたくましく。西武が負けないチームになってきた。【金子真仁】



