巨人橋上秀樹監督代行(60)が決断を下した。1点リードの8回を田中瑛斗投手(26)に託した。セットアッパー大勢(27)ではない。起用法で軌道修正があった。「ブルペンの投手陣の状態が良いということで、現状はいる投手で終盤をしのいでいけたら。打者とか打順の兼ね合いも含めて臨機応変な起用になると思います」と方針転換を明かした。
前日6月30日の弘前での同戦、不動のセットアッパー大勢が2点リードの8回に2失点。直近3試合連続失点と安定感を欠いた。登録抹消せずベンチ入りはさせたものの今後は8回と固定せず、流動的な起用へとかじを切る。信頼が揺らぐわけではない。「もちろん8回、9回はある程度固定していった方がいいかなと。いろいろな状況が整ったらそういう形になれば」と期待も込めた。
語り口、物腰は柔らかくても采配はシビアで現実的。前日の同戦では2打席のみで1番浦田俊輔内野手(23)を見切り、代打甲斐拓也捕手(33)を送った。それでも翌日のこの日も変わらず1番に据えた浦田が7回2死から右前打と二盗、そして本塁生還と勝ち越し点をもぎ取る大活躍。橋上流マネジメントで戦局を動かしていく。【小早川宗一郎】



