日本ハムは2日、北海道内で計画を進めている新たな2軍施設の移転場所についてエスコンフィールドで会見を行い、恵庭市に内定したことを発表した。

JR千歳線の恵み野駅と島松駅の間の約46ヘクタールのエリアを用地とする。小林兼開発本部副本部長は「用地については十分な広さがありますので、ファーム施設の周辺に商業や住居などを段階的に整備できる大きなポテンシャルがあると考えております。私たちファイターズは、スポーツと日常が自然に融合した新しいまちづくりを目指していきます。特に、子どもやシニアの皆様が日常的に集う場所、地域資源とスポーツが結びついた魅力的なエリアを形成していきたいというふうに考えております。球場周辺に宿泊施設を作ることも想定しております」と構想を語った。

当初は札幌、千歳、北広島市など6市が候補地だったが、3月の時点で江別、恵庭、苫小牧の3市に絞り込まれていた。

恵庭市について、小林兼開発本部副本部長は「広さや立地という大きな魅力がある一方で、課題も多くございました。検討の中では最もハードルの高い候補地でした」と明かした。それでも同市に内定した背景として「市や規制会の皆様からそうした課題を乗り越えられる可能性を示していただいたことが最終的な選定の大きな後押しとなりました」と説明した。

今後は、2030年または2031年の開業を目指す。

◆恵庭市 北海道西部、札幌市と新千歳空港のほぼ中間に位置する。エスコンフィールドがある北広島市に隣接。人口約7万。原田裕市長。