日本ハムは記録的な1発攻勢で、今季2度目の5連勝を決めた。新庄剛志監督(54)は「万波君の4本目が一番(びっくり)したかな。甲子園の3連発がすごいけど、この4連発も結構、記憶に残るんじゃないですか?」と会心。伝説となった85年阪神のバックスクリーン3連発と重ね、興奮気味に振り返った。
試合開始早々に、オリックス先発佐藤一の心を折った。0-1の1回、1番の水谷瞬外野手(25)、2番水野達稀内野手(25)、3番フランミル・レイエス外野手(30)、4番万波中正外野手(26)まで、86年ヤクルト以来NPB40年ぶりの4者連続本塁打。先頭打者からの4者連続本塁打は史上初の快挙で、あっという間に試合をひっくり返した。2試合連続本塁打となった万波は「いや、意味わかんないっす。人生において、いい記念になりました」と、笑った。
チームは開幕から9試合連続本塁打と、記録的なペースで本塁打を積み上げている。12球団最速でシーズン100本塁打を超えたが、新庄監督は「だって、昔の巨人…。そこ超えないとね。大口はたたけない」と、満足はしていない。04年にシーズン259本塁打を記録した「史上最強打線」を引き合いに、高みを見つめた。
首位ソフトバンクとは2ゲーム差のままだが、これで2位西武にゲーム差なしの3位。貯金も今季最多12に膨らんだ。万波は「ホームランが多く出るのは、本当にファイターズらしい勝ち方。すごくいい熱が今チームにあると思うので、その勢いに乗っていきたい」と、首位浮上を見据えた。【中島宙恵】
◆日本ハム水谷(自身8度目の5号先頭打者弾)「裏行って自分のバッティングを確認して(水野)達稀が打って出てきて、裏行ってレイエスが打って、また出てきてマンチュウ(万波)が打って。何回往復するんかなって感じでした」
◆日本ハム水野(2者連続の5号ソロ)「ジェッシー(水谷)のホームランパフォーマンスが長くて、僕の登場曲が聞こえなかったので、ちょっと腹立って打ちました」
◆日本ハム・レイエス(3者連続の20号)「100%、完璧に捉えた。エスコンでパーティーが起こっていると。そんなパーティーに乗り遅れるわけにはいかないと思っていました」



