広島・松田一宏オーナー代行が16日、都内で行われた12球団オーナー会議後、一部週刊誌が指定薬物エトミデート(通称ゾンビたばこ)の使用で有罪判決を受けた羽月隆太郎元選手、薬物譲渡などで逮捕・起訴された会社役員のほか、広島の現役選手3人が一緒に撮影した写真が配信したことを受けて「週刊誌に載った1つ1つにコメントすることはない」と語った。

羽月元選手は5月、広島地裁で行われた初公判で「周囲にも吸っているカープの選手がいた」と発言。球団は所属する全選手を対象に調査を行う方針を示していた。今回、新たに現役選手の存在が浮上したが、松田オーナー代行は「球団で調査しているので、それ以上言うことはない」とした。

またオーナー会議後の会見で、この件について聞かれた議長役のDeNA南場智子オーナーは「(オーナー会議の)議案には含まれていなかった。広島球団とコミッショナーが密にコミュニケーションをとっていると思います」と説明。榊原定征コミッショナーは「申し上げることはございません」と言葉少なだった。

厚労省によると、エトミデートは一部の国で鎮静剤や麻酔導入薬などの医療品として使用されている成分だが、日本国内では承認されていない。過剰摂取すると、手足のけいれん、意識を失ったりするなどのおそれがある。