中日は今季3度目のサヨナラ勝ちで歓喜に沸いた。1点を追う9回1死、石伊の左前打を足がかりに代打ボスラーが中堅フェンス直撃の同点三塁打。申告敬遠で1死一、三塁とし、最後は村松開人内野手(25)が遊撃への内野安打を放ち、今季自身2度目のサヨナラ打で劇的勝利を決めた。

村松は「本当は犠飛を狙っていました」と明かし、「自分も内野手なので、高いバウンドの当たりは嫌だなっていうことも頭に入れていた」。相手遊撃手の本塁送球も及ばず、三走尾田が生還した。9回の守備では自身の失策でピンチを広げたが、「(吉田が)助けてくれて抑えてくれたので、自分に回ってきたらしっかり打ち返そうと思っていました」とバットで取り返した。

9回2死満塁をしのぎ、2年目でプロ初勝利を挙げた吉田聖弥投手(24)は「決していい内容ではなかったですけど、0で帰ってこられて次につなげられた。四球は投手の失策なので、普段カバーしてもらっている分、抑えるしかないと思いました」と話した。

井上一樹監督(54)は「柳を5回で降板させたことは苦渋の決断でしたけど、アブ(レウ)とかもみんな頑張ってくれた」と救援陣をたたえ、吉田には「ハラハラドキドキの表情を見せないのが彼の売り。続けてほしい」と期待した。

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