阪神高橋遥人投手(30)が、プロ9年目で初の球宴で、全23球真っすぐ勝負で2回を3安打無失点に抑えた。登板を終えた左腕は「投げていって、なんとなくいけるかなっていう気もあったので、打たれはしたすけど、打たれて三振もそんな取れてないですけど、全球ストレートなら印象残るかなって」と明かした。

チームメートの坂本誠志郎捕手(32)とバッテリーを組みマウンドへ。先頭の全パの西武滝沢に初球の146キロ直球を中前打とされるも、続く日本ハム清宮幸にも直球を続けて二ゴロ併殺。オリックス西川に右翼線二塁打を浴びたが、最後はソフトバンク栗原を148キロ直球で二ゴロに仕留めた。

2回は先頭の強打者、ソフトバンク柳田を遊飛に仕留めると、続くオリックス太田に4球直球を続けて空振り三振。楽天辰己に中前打を浴び、捕手の悪送球で三塁まで進まれるも、最後はオリックス若月を140キロ直球で遊ゴロに仕留めた。

2回で投じた23球は全て直球。最速は150キロをマーク。「全く決めてなかったです。投げてみて、あっ押そうみたいな感じです」。結果的に、富山のファンへ存分に直球を披露した。

「後付けですけど、けがもたくさんしているので、いろんな人にこういう舞台に立つ姿を見せたいというか、思いっきり…。でも本当はなんか気持ちいいなと思って投げました。気候が涼しかったし、レフトの山も見る余裕もあったんで、気持ちよかったです。投げて」

度重なる故障に苦しんできた左腕。雄大な自然の中で、心地よいマウンドを終えた。

【球宴】全パはオリックス・エスピノーザ、全セは阪神高橋遥人が先発 第2戦/スコア速報中