「マイナビオールスターゲーム2026」の第2戦が29日、富山市民球場で開催され、全セの2番三塁で阪神佐藤輝明内野手(27)が球団史上初のオールスター3連発でお祭り舞台を締めた。

セ・パの見ほれる打撃戦の引き金だった。1-0の3回2死、全パ西武高橋光成投手(29)のシンカーを左中間スタンドに運んだ。富山の子どもたちは打球を指さして喜んだ。着弾の瞬間は我を忘れ、友達同士はしゃぎまくった。佐藤は「いやーまぁ、ホームランを打てたので満足です」と気持ちよさそうに汗をぬぐった。25年の第2戦(横浜)、26年第1戦(東京ドーム)から3試合連発。「ですね。うれしいです」とうなずいた。

能登半島地震の復興支援大会でもあった。「ちょっとでも楽しんでもらえたらうれしい」。心の底から楽しんだ。昼過ぎの富山駅では「テル~!」の声が数多く響いた。自身の持つ影響力は理解している。「喜んでくれたんじゃないかなと思います」。北陸のファンも満足だ。

一線級のプロとして刺激もあった。直後の守りでは、自主トレに師事したこともあるソフトバンク柳田悠岐外野手(37)の特大3ランを目の当たりにした。三塁を守る佐藤の頭上を越えていき「エグいっすねえ…。やっぱりギータって感じですねぇ」と苦笑いした。昔も今も憧れの存在。「もう本当にね、スターですし。ああいう存在になっていけるように頑張りたいです」。目標を再確認し、31日からのシーズン後半戦に臨む。【只松憲】

【データ】佐藤輝明が阪神初の球宴3試合連続本塁打 最長記録は巨人松井秀喜の4試合