楽天前田健太投手(38)がNPB通算100勝目を手にした。33分の降雨中断もあった中、7回2失点と好投し節目に到達した。

約1カ月ぶりに1軍戦で先発したベテランが粘った。4回1死一塁からオリックスの4番紅林に先制2ランを被弾。その後、雨脚が強くなり、2死二塁の場面で試合が33分中断となった。「最初、ノーゲームなんねえかなって(笑い)。2点も取られて2アウト二塁だし、ノーゲームだろって思ったんですけど。ちゃんと気持ち切り替えた。本音じゃないですよ、冗談ですよ(笑い)」と振り返った。

気持ちの面で中断時間が大きかったという。「正直、2ラン打たれて、その後ピンチ作りましたけど、中断のおかげで1回時間空いて冷静になれた。中断で気持ちを切り替えられたのは僕的には大きかった」。再開直後に西野に投手強襲の内野安打を浴びるも、最後は若月を遊ゴロで追加点は許さなかった。

7回7安打2失点で今季3勝目は、NPB通算100勝目。「本当にピッチャーの勝ち星は1人では積み上げられないんで、今まで携わってくれたチームメートだったりスタッフだったり、家族だったり、いろんな人に感謝したい」と力を込めた。

あくまでも通過点という位置づけだ。「ただ、僕の目標はここじゃないんで、200(勝)まで積み上げられるように。イーグルスでまだ3勝なんでね。ここからたくさん積み上げられるように、もう一回ここから頑張っていきたい」。日米通算168勝とし、残り32勝に意欲を示した。