「チバッテリー」で連敗を阻止した。日本ハム加藤貴之投手(34)が5回2/3を2失点で、ハーラー単独トップの11勝目。プロ11年目でキャリアハイを更新し、同じ千葉出身の郡司裕也捕手(28)とのコンビで、勝利に導いた。

この日、夏の甲子園大会では加藤貴の母校・拓大紅陵(千葉)と郡司の母校・仙台育英(宮城)が3回戦で激突した。高校野球観戦ではライバルでも、グラウンドではチームメートだ。投げては技巧派左腕が、要所で2併殺に打ち取るなど粘投。オリックス戦今季4戦全勝となった加藤貴は「(11勝目は)本当にうれしかった。けど、6回は絶対最少失点で抑えないといけないと思うので、しっかりと反省したい」。13日西武戦に続き、今季2度目のスタメンマスクを被った郡司は、3打数3安打と打撃好調だ。加藤貴の降板に伴いベンチに退いたが「加藤さんに勝ちがついてホッとしています。誰がリードしても加藤さんは抑えると思うんですけど、緩急を使えるピッチャーなので存分にって感じです」と、表情を緩めた。

先日の千葉豪雨では、2軍本拠地の鎌ケ谷でも球場のロッカールームが浸水するなどしたという。郡司は「地元の近くも結構やばかったらしい。一番近くの川が氾濫(はんらん)したり、停電もあったらしいので心配」。遠く離れていても、心は故郷を思っている。【中島宙恵】

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