西武はロッテにカード勝ち越しを決め、今季60勝目を挙げた。

中村剛也内野手(43)も5回、ロッテ高野から適時二塁打を放った。43歳になったばかりのベテランが今季初長打&初打点で、スタンドをわかせた。

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場内が暗くなった。ファンに顔ばれしないように、西武中村剛也内野手(43)はしれっと座席についた。西武勝利後、ベルーナドームでライブが開始。自身の登場曲「ムカイカゼ」を歌う「HOME MADE 家族」の熱いパフォーマンスに心おどらせた。「武道館とかにも行ったことあります」。お気に入りだ。

15年ほど前から登場曲に使う。「まぁ、なんか自分らしいというか。向かい風の方が高く行けるんじゃないかって」。この日の打球は中弾道で、しかもドームゆえほぼ風はないが、登場曲と声援がぐーんと追い風になった。5回2死一塁、プロ25年目の初打点&初長打が貴重な中押し点。「打てて良かったです」。シンプル極めしテンプレのごとき感想なのに、獅子党の熱は一気に上がる。

8月15日に43歳の誕生日を迎えた。「別になんもないっすよ。ただ一つ、年を重ねるだけ」。なんもないっす、が平常運転の証し。でも本当は「まぁ、バッティングのことはいろいろ考えてますよ」と頭を巡らせ、通算481本塁打のパワーと技術で勝負する。次は高い高い1発を。なお登場曲の合いの手の「WOW WOW」を打席で口ずさむことは「ないっす」とのことだ。【金子真仁】

【動画】西武中村剛也が今季初打点 客席に歓喜のスプラッシュ