阪神森下翔太外野手(26)が9回に意地の33号ソロを放った。これでリーグトップの佐藤に再び2本差に迫った。

「個人的には良くないですけど、チーム的には(最終回に得点できて)良かったんじゃないかな」

3点を追う最終回。1死から広島森浦の2球目、151キロをバックスクリーンへ運んだ。打線は8回まで床田に4安打無得点と苦しめられ、森下は試合後真っ先に「その前に床田投手、タイミングが合わなかったので、チャンスを作れなかった」と反省を口にした。

それでも投手が代わった最終回。まだまだあきらめないとばかりに完璧に捉えた。無風の甲子園で打球速度167キロ、角度36度、飛距離120メートルのアーチ。9回に1点を返し、最後までファイティングポーズを崩さなかった。

4年目で本塁打のキャリアハイを更新中。40発まで残り20試合で7本と射程圏内だ。これまでも「甲子園でとるホームラン王だったりホームランと、他球場でとることはかなり意味合いが違うと思っている。このホーム球場で打つことは価値は高い」と話してきた。佐藤とともに、史上初の日本人選手による40発コンビ誕生へ。満員の虎党の前で勝利への1発を積み重ねる。【村松万里子】

【動画】阪神森下翔太が33号ソロ 一振りで仕留めバックスクリーンへ一閃