巨人李承燁1軍打撃コーチ(50)が10日、9日に亡くなった張本勲さんを追悼した。「本当にびっくりしました。1カ月前くらいにテレビで見たような記憶もありますし、体も元気そうだなと思っていたんですけど、急に亡くなられてびっくりしました」と驚きを隠せなかった。

張本さんの両親は朝鮮半島出身。在日コリアン2世として韓国、日本の野球の架け橋となった大先輩に「ジャイアンツのOBでもあり、私が野球をやっている中で、3000本ヒットを打ったのは張本さんくらいしかいないので、尊敬する先輩としてずっと野球をやってきた」と振り返った。

李承燁コーチは06年に自身初となる41本塁打を放った。「(張本さんから)40本打ったんだから、50本狙ってもっと打てよと話をされた」と当時のやりとりを明かした。続けて「強い言葉でも優しい言葉でも声をかけてくれて、良い思いしかありません」と感謝を見せた。

◆李承燁(イ・スンヨプ) 1976年(昭51)8月18日、韓国・大邱広域市生まれ。95年に韓国プロ野球のサムスンに入団し、9年間で324本塁打を放った。04年に来日してロッテ-巨人-オリックスの3球団でプレー。11年オフにサムスンに復帰して17年限りで現役引退。23年から25年途中までは韓国の斗山で監督を務めた。26年から巨人で1軍打撃コーチを務める。日韓通算626本塁打。左投げ左打ち。

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