広島の8年連続V逸が決定した。ヤクルトに敗れ、勝率が5割未満に終わることが決まり、2位の巨人を上回る可能性がなくなった。
打線を組み替えたものの、先発高橋らヤクルト投手陣に苦戦した。疲労面を考慮して前日まで4番の坂倉将吾捕手(28)を外し、代わって菊池涼介内野手(36)を起用した。だが、打線は4回2死一、二塁では佐々木泰内野手(23)が三ゴロ、5回2死一、三塁は名原典彦外野手(26)が空振り三振に倒れた。3点を追う8回に4番菊池の適時打で1点を返すのが精いっぱいだった。
先発森翔平投手(28)は4回1死二塁からオスナにカウント3-1から浮いたチェンジアップを左翼席中段に運ばれ、2点の先制を許した。「狙ったところよりも高く入りました」と猛省も、一戦必勝のチーム事情から5回の打席で代打が送られた。その後は継投策と積極的な代打策を執るも、流れを変えることはできなかった。
3連敗で3位DeNAとのゲーム差も9・5に広がり、CS進出の可能性もさらに薄くなった。それでも新井貴浩監督(49)は「1戦1戦、最後まで戦っていくしかない。いい準備をして、前を向いてやっていきたい」と表情を引き締めた。
▽広島森(4回2失点で降板)「調子自体は悪くなかったんですけど。(2ラン浴びた)オスナへの1球は狙ったところよりも高く入りました」
▽広島菊池(23年9月5日DeNA戦以来の4番で8回に一矢報いる適時打)「1本出たのは大きいかもしれないけど、その前にいいところで打って展開を楽にしてやらないと。後がないので」



