ソフトバンクが3年連続、1リーグ時代から通算24度目のリーグ優勝を決めた。優勝回数は巨人の48度に次いで多く、23度で並んでいた西武を上回った。リーグ3連覇以上は21~23年オリックス以来で、ソフトバンクでは南海時代の51~53年と64~66年以来、60年ぶり3度目だ。小久保監督は就任3年目で3度目のV。3連覇以上を達成した監督は12人目で、新人から3年連続優勝は86~88年森監督(西武)21~23年中嶋監督(オリックス)に次いで3人目になる。

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1学年違いの2人の正捕手争いが、ソフトバンクの捕手力を底上げした。山本祐大(28)が5月中旬、トレードで加入。DeNAの正捕手、しかも打てる捕手の加入は開幕から主戦だった海野隆司(29)にも大きな刺激を与えた。

山本祐は打率1割台だった海野からすぐに正捕手の座を奪った。だが、6月3日の中日戦で左有鉤(ゆうこう)骨を骨折。再び海野にチャンスが回ってきた。6月30日西武戦(東京ドーム)では平良から決勝の2点二塁打を放ち、首位奪回に貢献した。

だが山本祐も巻き返した。7月21日に復帰すると正捕手を奪い、打撃でも勝負強さを見せた。細川亨バッテリーコーチ(46)は「海野にとって祐大の加入は大きかった」と話す。小久保裕紀監督(54)も海野のブロッキング、スローイングへの信頼が大きい。ライバル捕手の2人が激しく火花を散らし合い、2年前に甲斐拓也が抜けた穴もしっかり埋まった。