首位阪神がついに連敗地獄から脱出した。3日ヤクルト戦(神宮)以来の白星で、今季ワーストだった連敗を7でストップ。9月の本拠地初勝利で優勝マジックを13に減らし、CS進出も決めた。雨天中止や試合がない日もあり、約2週間ぶりの勝利。藤川球児監督(46)は「ファンの方に満足してもらえるようないい攻撃と、それからいいゲームだったと思いますね」と久しぶりの笑顔を見せた。

苦しいムードを打ち破ったのは、自慢のクリーンアップだった。初回1死から敵失と四球で一、二塁の好機をつくると、4番佐藤輝明内野手(27)が広島床田のツーシームを捉え、右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。チームにとって実に8試合ぶりとなる先制打だ。

「先制のチャンスでしっかり得点できたのは良かった。ランナーをかえせるようにと思っていたので、仕事ができて良かったです」。4番の25打席ぶりの打点に大山悠輔内野手(31)も2点適時二塁打で続くと、2回に森下翔太外野手(26)が左前適時打を放ち4点目。1点を返された直後の4回には森下が左翼ポール直撃の34号2ラン、大山も16号ソロを放った。

計7得点はすべて主軸の打点。猛虎打線に力強さが戻ってきた。「みんな元気でドンチャンドンチャンやってますからね、その勢いで明日、乗っていってもらいたい」と藤川監督。再び上昇気配だ。【磯綾乃】

【プロ野球スコア速報】はこちら>>>