横浜スタジアムの左翼上段へ豪快にたたき込んだ。ソフトバンク正木智也外野手(26)が3回に先制ソロ。フルカウントからDeNA尾形の150キロ内角直球に負けなかった。「追い込まれていたが、そこからマインドチェンジして、次につないでいく意識が結果的に本塁打と、最高の結果になってくれた」。
今季公式戦で打球速度188キロの本塁打を放つなど、球界でも屈指の速さを誇る。初回は強烈なライナーを遊撃手成瀬が弾く遊失で出塁。5回は高々と打ち上げたフェンスギリギリの打球を左翼手度会がグラブに当てながら落球。左失で一気に三塁まで進みチャンスをつくった。
大卒5年目の今季は5月中旬に1軍昇格すると1番打者に定着し28本塁打。長距離打者の素質を開花させた。伴元祐メンタルパフォーマンスコーチ(41)と考え方やメンタルなどを話し合いながら取り組んで来た。今季は「打てる球を打っていく」という考え方を徹底。自分が強く打てるゾーンの球を強く打つというシンプルな考え方で、フルカウントまで粘り、得意な高めをとらえた。第1戦でも2安打。過去2年の日本シリーズでは8打数無安打も、レギュラーの今季はしっかりと結果で存在感を出している。【石橋隆雄】



