阪神のドラフト1位指名の明大・榊原七斗外野手(22)が快足を飛ばして“虎初安打”を放った。10月31日、東京6大学野球第8週、立大戦(神宮)に「3番中堅」で出場。ドラフト指名後、初の公式戦に注目が集まった。
「優勝につながる一戦。ドラフトとリーグ戦は全く別物だと考えていたので、本当にただただ、みんなでつないで勝つことだけを意識してやっていました」
1点を追う8回先頭。一塁方向に転がる打球に、俊足を飛ばして一塁を駆け抜けた。内野安打で出塁し、その後三塁まで進むと、光弘の右前適時打で同点のホームへ。チームは9回にサヨナラ勝ちを飾った。
「形的には悪かったんですけど、形どうであれ出塁するという思いは強かったので、それが結果的にヒットになったのはよかった」
優勝へ負けられない一戦で、フォア・ザ・チームに徹した。苦しみながらも粘り、シーソーゲームを制した。「全員が全員をカバーした結果が、結びついてよかった」。阪神は9月末、主軸の大山が「カバーのし合いができるチームがいいチームで、強いチーム」と語り、リーグ連覇を達成。すでに虎マインドを持ち合わせた榊原。快音を響かせ、仲間とともに頂点を目指す。【村松万里子】



