日本ハムは1日、伊藤大海投手(29)がポスティングシステムを利用したメジャー挑戦することを容認し、手続きを開始したと発表した。日本ハムでの同システムの利用は、23年の上沢以来7人目。残留を含めて熟考を重ねてきたが、この日までに決断。長年の夢に挑戦することになった。

球団を通じ「メジャーリーグでプレーすることは、幼い頃からの夢であり、ずっと目標にしてきたことの一つです。一方で、プロ野球選手になってからは、ファイターズで優勝することを第一の使命として、チームの勝利に貢献するために日々努力を重ねてきました。まず、ここまで自分を支えてくれた両親や妻をはじめ、家族には心から感謝しています。そして、北海道で生まれ育った自分をドラフト1位で指名し、プロ野球選手として成長する機会を与えてくださった北海道日本ハムファイターズにも心から感謝しています。素晴らしい監督、コーチ、チームスタッフ、球団関係者の皆さん、そしていつも熱い声援を送ってくださるファンの皆さんに囲まれ、この素晴らしい環境で野球ができていることを、本当に幸せに感じています」とコメントした。

10勝10敗と苦しんだ今季だが、昨季まで2年連続でパ・リーグ最多勝に輝いたほか、25年には両リーグ通じて最も活躍した先発完投型投手に贈られる沢村賞を獲得。07年ダルビッシュ以来球団史上2人目の栄誉を手にした。米球界でも、安定してイニングを投げられる能力が評価されている。

「来シーズンからメジャーリーグでプレーしたいという強い思いがあります。その上で、限られた期間の中で、自分を評価してくださるMLB球団のお話をしっかりと伺い、投手としての成長や家族のことも考えながら、最善の決断をしたいと思っています。今後のメジャーリーグを取り巻く状況には不透明な部分もありますが、現時点では、できる限り早く進路を決め、12月までにファイターズ、そしてファンの皆様に自分の決断をご報告できることを願っています。これまでファイターズからメジャーリーグに挑戦された偉大な先輩方のように、自分もファイターズへの感謝と誇りを胸に、世界最高峰の舞台で勝負したいと思っています」と続けた。

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