阪神伏見寅威捕手(36)が6日、海外FA権を行使せずに残留することを発表した。2年契約で推定年俸は1億円。兵庫・西宮市の球団施設で会見し、「今年のプレーをしっかり評価してもらいましたし、来年も戦力として考えているという言葉がすごくうれしかったのでそれが決め手になりました」と笑顔を浮かべた。
「一番(評価されたの)は守備の部分」と胸を張った。中でも「高橋遥人とこれだけ多く組んで勝ってくれたということは、お話していただいたときに一番印象に残った評価です」。高橋遥人投手(30)が挙げた16勝中、13勝で伏見がマスクをかぶった。“ハルトラコンビ”で今季のバッテリー賞も受賞。「正直、高橋遥人はすごい球を投げているので、僕が何かをやることはほぼなかった。とにかく遥人が持っているものを全て出し切る。同じチームと何度も対戦する時はいろんな引き出しを出してあげる。そういうことを意識していました」と明かした。
来季への決意も新たにした。「チームは3連覇がかかっているシーズン。今年は連覇の一員になれてすごく喜びを感じていますけど、最後、クライマックスシリーズで勝ちきれなかった悔しさが残った1年でした。来年は3連覇をして、日本シリーズに出て、日本一を取って、藤川監督を胴上げする思いで頑張っていきたいです」と力を込めた。
伏見は昨オフ、島本浩也投手(33)とのトレードで日本ハムから加入。巧みなインサイドワークで投手陣を引っ張り、移籍1年目でリーグ連覇に大きく貢献した。



