ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の寺地拳四朗(33=BMB)が18日、京都市内のホテルで行われた後援会祝勝会に出席した。

7月20日のゴンサレス戦で判定3-0勝ちし、日本人8人目の3階級制覇を達成した寺地は、約300人の後援者の前で「無事チャンピオンになって帰ってくることができました。絶対勝てると自信に満ちあふれていました」とあいさつ。大きな拍手を受け、笑顔で応えた。

ゴンサレス戦の後は休暇を取り、オーストラリアのシドニーや鹿児島でリフレッシュ。今年から知人に誘われて始めたというゴルフにも精を出し、「まずは110を切るのが目標だった」というベストスコアを106まで更新し、「今年は100を切りたい」と野望を語った。

リングで目指すのは、WBA、WBC世界ライトフライ級王座、WBA、WBC世界フライ級王座に続く日本人初の3階級2団体王者だ。「日本でやるならそこになるかな」とイメージするのは、21年ボクシング世界選手権で日本人初の金メダルを獲得したWBC世界スーパーフライ級1位の坪井智也(30=帝拳)。坪井がアマチュア時代にスパーリングをしたことがあるといい「3ラウンドじゃ追い付けへんなっていう感じだった。12ラウンドになるとどうなるかなっていうのはあるけど、技術はすごい選手」と、力のある相手との対戦を楽しみにした。

今後は9月に本格トレーニングを開始し、年内での次戦を目標に調整予定。ゴンサレス戦後に「最終章が始まる」と話した34歳は「勝って(最終章を)スタートできて良かった。勝つか負けるかでだいぶ違ったかなっていう感じはある」と、まだまだ続く自身の戦いに意欲。まずは26年内の3階級2団体王者と、ゴルフ100切りを目指す。【永田淳】