プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者ウィルフレド・メンデス(29=プエルトリコ)が29日、横浜市の大橋ジムで練習を公開した。
WBA世界同級3位として9月2日、横浜BUNTAIで同級2位石井武志(26=大橋)との同級王座決定戦を控え、29日には横浜市の大橋ジムで練習を公開した。シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどを披露。メンデスは「生まれ変われる大きなチャンスだ。ここで勝利するためのいろいろなイメージをしてきた。すべてリングで出し切りたい」と王座返り咲きへの強い意気込みを示した。
21年12月に谷口将隆に11回TKO負けを喫し、WBO世界同級王座から陥落して以来、約4年9カ月ぶりの世界返り咲きを狙う。23年4月には重岡優大(ともにワタナベ)とのWBC世界同級王座決定戦で7回KO負けを喫するなど日本では世界戦で2敗、ノンタイトル戦で1分けと日本で勝てていない。9~12週間にわたるトレーニングキャンプで、約130ラウンドのスパーリングを消化してきたという。
メンデスは「石井選手には敬意を表している。プレッシャーをかけ、前に出る素晴らしい選手。しかし前に出てくる選手というのは私の得意分野だ。良い試合ができると思う」と自信たっぷり。約1年ぶりのリング。指導するフレディ・トリニダード・トレーナーも「今回は時間があったので多くの準備ができたし練習を積み重ねてこられた。良い試合がおみせできればいい」と手応えを示した。
公開練習後、陣営で希望していた4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)との写真撮影も実現。メンデスは「日本選手は規律を持って戦う。石井選手はプレッシャーをかけるところが一番危険だなと思っている。ボクシングではリングの上で何が起こるか分からないが、今回は試合に向けた準備期間があったので勝てると思う」と高揚感を漂わせていた。

