故郷北海道の海を思い出して描いたのは、旭大星関(28=友綱)です。「網走とか留萌(るもい)の海には、小さいころから家族とよく行きました。海では釣りやバーベキューをやっていましたね」。釣りは父浩さんが好きだった影響で、サケやタラ、カレイまで釣っていたという本格的なもの。「今も釣りが好きなのは、北海道でおいしい魚をたくさん釣っていたから」と、海岸で釣った魚を一家だんらんで食べたのも、良い思い出と明かしました。

 「どこの海というのはないですけど、とにかく北海道の海をイメージして描きました。母とも一緒に行っていましたからね」。中学2年時に、母真由美さんをがんで亡くした旭大星関にとって、海で過ごした家族との時間は特別なものだったようです。同時に、6月に挙式・披露宴を行ったばかりの芳恵夫人と、海での新たな思い出ができることを心待ちにしていました。