前WBO世界同級王者で挑戦者の亀田和毅(24)が王座奪取に失敗した。5月に対戦し、僅差判定負けを喫した王者ジェイミー・マクドネル(英国)との再戦。中盤以降、手数で劣勢に回ると最終回には右ストレートでダウンを奪われ、0-3の判定で敗れた。
再戦で判定勝ちを収めたマクドネルは、3人のジャッジのうち1人が7点差をつけた採点にも「前回の対戦より接戦だったと思う」と正直な感想を漏らした。序盤は距離を取って戦う亀田和の作戦に翻弄(ほんろう)され、繰り出すジャブがブロックされたり、届かなかったり。中盤から盛り返したが、手応えはいまひとつだったようだ。勝利を手繰り寄せたのは、1発打たれると2発、3発と反撃する持ち前のしつこいボクシング。12回に亀田和が足を滑らせて幸運なダウンを奪い「あれで勝ちを確信した」と3度目の王座防衛に笑みがこぼれた。


