米国最大のプロレス団体WWEは8日、都内で会見を開き、日本の女子レスラー華名(33)と同団体の育成団体NXTの一員として契約したことを発表した。WWEでは登場する女性をディーバと呼ぶが、華名はKENSOの妻鈴木浩子さん(船橋市議会議員)以来、10年ぶりの日本人ディーバとなる。

 「世界中のWWEを愛する人たちのために私自身をささげ、キャリアのゴールとしたい」と抱負を語った華名は、04年6月にAtoZからデビュー。06年3月に体調不良で1度は引退したが、07年8月に復帰して以降、フリーとして第一線で活躍を続けてきた。7月に、プロレス関連の活動の無期限休止を発表。8月にWWEのNXT大会をリック・フレアーとともに観戦し、フロリダ州オーランドにあるNXTセンターも見学してこの日に至った。

 10月下旬に渡米し、NXTセンターでデビューを目指してトレーニングに入る。「デビューしてから10年ほど。やりつくし、ライバルもいなくなった。そんな中でWWEから突然のスカウト。熱意には熱意で応えなければいけないと、私は決断した」と華名。世界最高峰の舞台で、元KENTAのヒデオ・イタミに続く挑戦が始まる。

 ◆華名(かな)本名・浦井佳奈子。1981年(昭56)9月26日生まれ、大阪市出身。04年6月デビュー。主なタイトルはSMASHディーバ王座、JWP認定無差別級王座、REINA世界女子王座など。ウェブデザイナーやイラストレーター、落語家(前座)でもある。160センチ、62キロ。得意技はカナロック、打撃ワザ。