世界ボクシング機構(WBO)世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(22=大橋)が同級1位ワルリト・パレナス(32=フィリピン)を2回TKOで破り初防衛に成功、1年ぶりとなるリングで鮮やかな勝利を飾った。

 試合後のインタビューは以下のとおり。

-まずはおかえりなさい

 井上 みなさん1年間お待たせしました。

-この瞬間を待ち望んでいた

 井上 1年間うずうずして、練習を死に物狂いでやってきたんで。その結果が出てホッとしてます。

-1年ぶりのリング

 井上 やっぱボクシング最高ですね。めちゃめちゃ楽しかったです。

-2回TKOでの勝利

 井上 相手のパレナス選手からもちょこちょこパンチをもらったけど、結構硬くて。もらったらちょっとヤバいぞ、という緊張感もあって戦えた。ものすごくいい経験になりました。

-結婚して守るべき家族も増えた

 井上 この1年間、試合ができずに落ち込んだ時期もあったんですけど、そんな時に支えてくれた家族や奥さんには感謝の言葉しかないです。ありがとうございました。

-今後は

 井上 しばらくスーパーフライ級でやるんでどんな挑戦でも受けたいと思うし、統一戦もいろいろと視野がこの先広がってきた。ファンの方が望む試合をしていきたいと思います。

-会場から「アメリカ!」という声も

 井上 オファーがあればアメリカでもやってみたいと思います。

 ◆井上尚弥(いのうえ・なおや)1993年(平5)4月10日、神奈川・座間市生まれ。小1でボクシングを始め、相模原青陵高1年でインターハイ、国体、選抜の3冠達成。アマ通算75勝(48KO)6敗で7冠。12年10月プロデビュー。14年4月のWBCライトフライ級戦で日本選手最速のプロ6戦目での世界王者に。14年12月には日本最短の8戦目で2階級制覇。163センチの右ボクサーファイター。両親、姉、弟の5人家族。