ボクシングで内藤一家の次男未来(24=E&Jカシアス)がプロデビューを飾った。7日に東京・後楽園ホールでルーキーズトーナメント・ライト級準決勝4回戦に出場。佐々木悠登(ワタナベ)とのデビュー対決に判定勝ちした。父はカシアス内藤として日本と東洋の元ミドル級王者純一会長(67)、兄律樹(25)は王座奪回を狙う前日本スーパーフェザー級王者だ。
内藤が右フックなどで攻め、2回には鼻血を出させた。「倒そうと力が入りすぎた」と、本来の足を使わず打ち合いに。ボディーもよく決まったが、相手の反撃も浴びて判定となった。
4月にプロテスト合格。その前から兄のスパーリングパートナーを務めており、デビュー相手が見つからなかった。そこでトーナメントにエントリーも実力を発揮できず。右目下のあざは「パンチでない」と言い張ったが「勝ったから5点」と笑みはなし。
2年前までは120キロの肥満体で、中学でサッカー部も「動かなくていい」とGKを選んだ。この試合の計量は今や半分の61・1キロだった。決勝へ向けて「次は笑顔を見せます」と誓う。来年の新人王にも出場し、国内初の親子3人王者を目指す。【河合香】
◆内藤未来(ないとう・みらい)1992年(平4)6月19日、横浜市生まれ。ボクシングは中2の時に大会でボコボコにされて離れた。兄のプロ転向後にセコンドを手伝い始め、王者になったことで、プロ決意。170センチの左ボクサーファイター。両親に姉2人、兄1人の6人家族。

