IBF世界スーパーバンタム級3位の岩佐亮佑(26=セレス)が19日に米コネティカット州で挑戦する予定だった挑戦者決定戦が18日(日本時間19日)、中止となった。
対戦者の同6位ルイス・ロサ(米国)が試合前日に行われた計量で体重オーバーにより失格となったため。計量をクリアした岩佐は「何も言えないです。ここまで準備してきてこの結果で、なんて言って良いか分からない。動揺と混乱で何も考えられない」と無念さをにじませた。
ロサは1度目の計量で3ポンドのオーバー、2度目の計量でも2ポンドのオーバーと失態をさらした。岩佐は中止を決めた理由に、「体重の数字として1・3キロオーバーから(2度目も)300グラムほどしか落としていなくて、謝ることもなくギブアップ。その時点でファイターじゃない。自分と戦う資格はないと思った」と怒りも込めて話した。
この試合に勝てば、年末に京都で行われる王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)と小国以載(角海老宝石)の勝者とのタイトルマッチへの道が開かれるはずだった。落胆は隠せなかったが、「ランキングが落ちなかったことだけプラスに考えて、今回の試合に対して練習したことは真実なので、プラスに考えて次のチャンスを待つしかないですね」と前を向いた。
岩佐は昨年6月にIBFバンタム級暫定王座決定戦で世界初挑戦も、英国での試合で6回TKO負け。再起後はスーパーバンタム級に階級を上げて3連勝中で、勢いのままに米国に乗り込んでいた。

