◆WB0世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦

WBO世界スーパーフライ級2位井岡一翔(30=Reason大貴)が同級1位アストン・パリクテ(28=フィリピン)と王座決定戦に臨み10回TKOで日本人初の4階級制覇達成。世界戦の通算勝利数でも具志堅用高氏を超える15勝目を飾った。


パリクテ10回
TKO
井岡一翔

井岡「感謝しか」10回TKO日本男子初4階級制覇

パリクテ対井岡 10回、井岡はパリクテからのTKO勝ちで4階級制覇を達成しコーナートップで雄たけびを上げる(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡はパリクテからのTKO勝ちで4階級制覇を達成しコーナートップで雄たけびを上げる(撮影・小沢裕)

【10回】井岡にはまだ余裕がうかがえる。井岡が前に距離を詰めて左ジャブ。井岡のワンツー。井岡が強烈ラッシュ。パリクテふらつく。井岡が追って追ってラッシュ。井岡が止まらない!パリクテがダウン。審判が試合を止める。パリクテは続行不可能!井岡が日本人初の4階級制覇&世界戦15勝で具志堅超え。10回TKO勝ち!井岡は涙の雄叫び

パリクテ対井岡 4階級制覇を達成し、関係者と「4」のポーズを取る井岡(撮影・滝沢徹郎)
パリクテ対井岡 4階級制覇を達成し、関係者と「4」のポーズを取る井岡(撮影・滝沢徹郎)
パリクテ対井岡 10回、連打で一気にTKO勝ちした井岡(右)(撮影・滝沢徹郎)
パリクテ対井岡 10回、連打で一気にTKO勝ちした井岡(右)(撮影・滝沢徹郎)

【9回】確実にパリクテの体力を削っている井岡。この回も井岡は前に距離を詰めていく。井岡は上下にジャブ。井岡のワンツー。井岡が左ボディー、左フック。パリクテは呼吸をするのにも苦しそうな表情。井岡の小刻みに動きにパリクテは対応できず。パリクテの足が鈍ってきた


【8回】井岡はボディーでパリクテの弱点スタミナを削りたい。井岡が相手の懐に入ってワンツー。井岡は持ち前のディフェンスであえてパリクテに空振りをさせる。井岡陣営はイン・アウト強調。疲れ気味のパリクテに追う井岡

パリクテ対井岡 連打を放ちTKO勝ちした井岡(右)(撮影・滝沢徹郎)
パリクテ対井岡 連打を放ちTKO勝ちした井岡(右)(撮影・滝沢徹郎)

【7回】井岡は距離を詰めてジャブを繰り出していく。パリクテも懸命に前に出て手を出していく。パリクテが連打。井岡がコーナーに追い詰められる。井岡が足を滑らせスリップ。井岡は打ち合う構え。パリクテの右。井岡の強烈左ボディー。パリクテは口が開いてきた。井岡にチャンス。井岡の美しいワンツー。井岡は顎を引く

パリクテ対井岡 井岡(左)はパリクテを一気に攻め立てる(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 井岡(左)はパリクテを一気に攻め立てる(撮影・小沢裕)

【6回】井岡は距離を少し下げ引く。お互いに手を出さずに駆け引き。井岡がワンツー。パリクテ陣営は頭を振るよう指示。お互い打ち合う。井岡はジャブから切り開いていく。パリクテの顔が赤くなってきた


【5回】パリクテが積極的に距離を詰め攻勢をかけてくる。井岡にとって当てやすい展開。井岡が強烈ワンツー。井岡が得意のガードしながら懐に入り右ボディー。井岡は足を使い的を絞らせない。パリクテはやりにくそうな動き


【4回】序盤から井岡が積極的に手を出していく。井岡が上下を打ち分けたジャブ。井岡がガードを固めて左フック。パリクテは少し前に出てきた。井岡が得意の体さばきからボディー連打。パリクテの右目が少し腫れてきた。井岡は上々のラウンドに


【3回】この回も長身のパリクテに対し井岡は距離を詰めていく。井岡はディフェンスを軸に組み立てている。パリクテは井岡を距離でかわしていく。井岡はリズムに変化が欲しい。井岡の強烈左フックがヒット。井岡はジャブがキーポイントに

パリクテ対井岡 3回、パンチを放つ井岡(左)(撮影・滝沢徹郎)
パリクテ対井岡 3回、パンチを放つ井岡(左)(撮影・滝沢徹郎)

【2回】パリクテは持ち前のリーチの長さを生かし上から振り下ろしていく。井岡も負けじと右ボディー。お互いに距離の探り合い。井岡陣営はボディー強調。パリクテはフリッカージャブの構え。井岡のワンツー


【1回】井岡一翔の人生をかけた戦いが幕開け。井岡は積極的に距離を詰めていく。井岡の右。井岡の右ボディー。井岡はパリクテの強烈アッパーを警戒していきたい。井岡は的をずらしながら動いていく。井岡にコンディションの良さがうかがえる

パリクテ対井岡 1回、パリクテ(左)に左ボディーを放つ井岡(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 1回、パリクテ(左)に左ボディーを放つ井岡(撮影・小沢裕)

◆WBO女子世界スーパーフライ級王座決定戦10回戦

東洋太平洋、日本バンタム級王者でWBC女子バンタム級15位の吉田実代(31=EBISU K’s BOX)は女子WBOアジア太平洋フライ級王者ケージー・モートン(35=米国)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を3-0の判定で制し、空位だった王座に就いた。


吉田実代3ー0
判 定
モートン

戦うシングルマザー吉田実代が初王座、4歳娘に感謝

吉田対モートン チャンピオンになり愛娘と記念撮影する吉田(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン チャンピオンになり愛娘と記念撮影する吉田(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン 9回、パンチを放つ吉田(右)(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン 9回、パンチを放つ吉田(右)(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン 9回、パンチを放つ吉田(左)(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン 9回、パンチを放つ吉田(左)(撮影・滝沢徹郎)
吉田対モートン、3回、モートン(左)に左パンチを放つ吉田(撮影・小沢裕)
吉田対モートン、3回、モートン(左)に左パンチを放つ吉田(撮影・小沢裕)

◆WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が、同級10位タナワット・ナコーン(26=タイ)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。昨年大みそかにマカオで2階級制覇を達成。


京口紘人3-0
判 定
ナコーン

京口紘人が初防衛、認知度アップへ悩み抜き強打磨き

京口に判定負けタナワット敗因は「ジャッジのせい」

京口対ナコーン 防衛に成功した京口(中央)は、関係者と記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
京口対ナコーン 防衛に成功した京口(中央)は、関係者と記念撮影する(撮影・滝沢徹郎)
京口対ナコーン 初防衛を果たし井上トレーナー(左)と記念撮影に臨む京口(撮影・小沢裕)
京口対ナコーン 初防衛を果たし井上トレーナー(左)と記念撮影に臨む京口(撮影・小沢裕)
京口対ナコーン 10回、ナコーン(右)に右パンチを放つ京口(撮影・小沢裕)
京口対ナコーン 10回、ナコーン(右)に右パンチを放つ京口(撮影・小沢裕)
京口対ナコーン 9回、パンチを放つ京口(右)(撮影・滝沢徹郎)
京口対ナコーン 9回、パンチを放つ京口(右)(撮影・滝沢徹郎)
京口対ナコーン 4回、ナコーン(左)に右パンチを放つ京口(撮影・小沢裕)
京口対ナコーン 4回、ナコーン(左)に右パンチを放つ京口(撮影・小沢裕)

ついにやったぞ井岡!「魂の雄叫び」連続写真

パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテを攻め込み、レフェリーが割っては入りTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテを攻め込み、レフェリーが割っては入りTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収める(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収め、喜びながらほえる(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡(左)はパリクテからTKO勝ちを収め、喜びながらほえる(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡はパリクテからのTKO勝ちで4階級制覇を達成しコーナートップで雄たけびを上げる(撮影・小沢裕)
パリクテ対井岡 10回、井岡はパリクテからのTKO勝ちで4階級制覇を達成しコーナートップで雄たけびを上げる(撮影・小沢裕)