“浪速の狂拳”こと東軍の亀田京之介(21=花形)が、西軍の前田稔輝(じんき、23=グリーンツダ)に1-2の判定で敗れ、亀田一家初となる全日本新人王の座を逃した。

思いは空回りした。「決勝というだけで嫌な緊張感がありました」。さらに、注目されることで「めちゃめちゃプレッシャーがありました」。今までにない緊張を抱えたまま、リングに上がった。序盤、相手をイラつかせて大振りにさせるため手招きなど挑戦的な態度をみせたが、「のってこなかった」。作戦もはまらなかった。その後は徐々に手数を増やす前田のパンチに苦戦し、前に攻められず。最終4回の激しい打ち合いでもパンチを浴び、僅差の判定で敗れた。試合後、キャンバスに突っ伏し涙した亀田は「強かった。結果は結果」と、潔く負けを受けとめた。

所属していた協栄ジムが約2週間前に休会となるアクシデントもあったが「自分がダメだった」と影響を否定した。この試合は、東日本協会の救済措置により花形ジム所属で出場したが、今後の所属先は不明だ。亀田は「しばらくゆっくりしたい。今はどうなるか分からない」と話した。