WBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が初防衛に成功した。挑戦者でKO率8割を誇る同級8位スティーブン・バトラー(24=カナダ)を5回2分45秒、TKOで下した。

バトラーは村田戦決定までWBO1位にランクされ、同団体の指名挑戦権を保持していた期待のホープだった。村田は「この1戦に懸けないといけない。世界へアピールなんて思って試合したら(昨年10月の)ブラント1戦目も負けてますし。同じ轍を踏まないように」と強調。言葉通りの集中力で、バトラー撃破に成功した。

初防衛に成功し、来年はWBAスーパー、WBCフランチャイズ王者アルバレス(メキシコ)ら世界的知名度のある王者との統一戦が現実味を帯びる。「(自らが)ボクサーのトップ・オブ・トップかといえば、そうではない。それを目指したい」。オリンピック(五輪)イヤーの来年、その夢を実現する。