2つのベルトを必ず持ち帰る。プロレスリング・ゼロワンの世界ヘビー級王者・田中将斗(48)が13日、ノア川崎大会(15日、カルッツ川崎)のGHCナショナル選手権&世界ヘビー級選手権試合の調印式に出席した。「他団体のビッグマッチではあるけど、プロレス界を盛り上げたい。必ずど突き合いの末にこの2本のベルトを取ってリングを降りる」と気合を見せた。
GHCナショナル王者の杉浦貴との決戦。13年に田中が結成した「弾丸ヤンキース」の元メンバーで、一緒に組んだこともある。「リスペクトしている部分は多いが、杉浦には負けたくない」。田中は昨年から武藤、丸藤らのユニット「M‘s alliance」のメンバーとしてノアに参戦することが多くなった。若手の清宮や稲村ともシングルマッチで戦い、終始鬼の形相で強烈なラリアットを見せるなど圧倒。「ゼロワンの看板を背負って覚悟を持って戦っているんや」と格の違いを見せつけた。
7月23日のタッグマッチで杉浦と対戦後に挑戦表明。「僕は負けられない状態、自分を追い込みたい」と自らの持つ世界ヘビー級のベルトもかけた。「ゼロワン、ノアのファンに自分なりの危機感を伝えたい」と看板を背負う闘志を前面に出して戦うつもりだ。試合時間が決まっていなかったが「ケリが付くまでやろう」と時間無制限の戦いに決まった。「負けられない戦いがここにある」。闘争心では誰にも負けない田中が、ゼロワンにノアのベルトを持ち帰る。【松熊洋介】

