武藤敬司(58)が桜庭和志(52)とドリームタッグを組み、拳王(36)、清宮海斗(25)のノア中心世代組とセミファイナル、スペシャルタッグマッチで対戦した。

杉浦軍の桜庭とは、3日に後楽園大会のタッグマッチでライバルとして激戦を繰り広げたばかりだが、「いい感じで化学反応が出ればいいと思います」と手を取り合った。

序盤は「タッグマッチだよ?」と強引に桜庭にタッチし交代を促すなど、プロレス観の違いも露呈。それでも、試合が進むにつれ息を合わせていき、足4の字固めの共演を決めるなど存分に見せ場を作った。だが、試合前の宣言通り、合体技「ダブルインパクト」を繰り出そうとするも、タイミングがつかめず失敗。武藤が拳王にジャンピングハイキックで場外に蹴落とされると、隙を突かれた桜庭が清宮に後方回転えび固めで3カウントを奪われ、レジェンドの意地を見せつけることはできなかった。

58歳は試合後、正面に立った清宮に付き合わず、リングからさっそうと退場した。拳王からは現在のノアを「老人ホーム」とやゆされ、試合前には「(武藤は)おしっこの出が悪い? そんなやつに負けたらダメだろ」と世代交代を宣言されていたが、勝って汚名返上とはならなかった。