ボクシングIBF世界スーパーフェザー級3位尾川堅一(33=帝拳)が11月27日、米ニューヨークの殿堂マディソン・スクエア・ガーデンで同級2位アジンガ・フジレ(25=南アフリカ)との同級王座決定戦に臨むと30日、帝拳ジムから発表された。

所属ジムによると、フジレとの対戦交渉は当初、日本での王座決定戦開催が前提だったという。しかしコロナ禍での外国人選手の入国ハードルが高く、フジレ陣営も来日に難色を示したことを受け、11月27日の米ニューヨークでの興行を主催する英プロモート大手マッチルーム社の協力を得て、実現したという。日本人ボクサーのマディソン・スクエア・ガーデンでの世界戦は、19年IBF世界スーパーバンタム級で世界初挑戦(11回TKO負け)した高橋竜平(横浜光)以来、2人目となる。

当初は同級1位シャフカッツ・ラヒモフ(27=タジキスタン)との王座決定戦の指令を受けて8月20日、UAEで王座決定戦に臨むはずが、相手負傷で10月に延期。さらに対戦相手がフジレに変更となっていた。所属ジムから発表された尾川のコメントは次の通り。

「8月の延期からいつでも行ける準備はしてきました。早く決まってくれれば良いと思いながら頑張ってきましたが決定してうれしいです。会長とマネジャーに感謝します。(フジレ選手の印象は)前回の挑戦者決定戦で倒して勝っているようにサウスポーが得意とする返しだったり、カウンターだったりがあるのでしっかり警戒していきたい。僕が中に入らないと勝負にならないと思っているし、もしルーズに入ればカウンターの餌食になるでしょう、集中を切らさずに戦いたい。11月27日の試合では倒して勝つイメージを持って臨むつもりです」