K-1無差別級トーナメント制覇へ、08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリストの総合格闘家・石井慧(35=チーム・クロコップ)が無尽蔵のスタミナをスタンバイした。4月3日、東京・代々木競技場第1体育館で開催される年間最大の祭典ケイズフェスタ5大会で8人出場の無差別級トーナメントに出場。1回戦で実方宏介(24=真樹ジムAICHI)と対戦する。25日には都内のジムで練習を公開した。
優勝するには1日3試合という過酷なトーナメントとなるが、その対策は練ってきた。クロアチアでパートナー2人とともに、仮想トーナメントを意識し、休憩を入れながら3試合分のスパーリングを消化。石井は「より近い試合に近い形で練習してきました」と手応えを口にした。
3試合を勝ち抜くポイントについて「体力ですかね。タフな方なので」とキッパリ。試合はKO決着を狙っているとしながらも「ボクは全部、判定でも勝つつもりでいる。1回戦で1回で決められたかったら…とか、体力温存とかは考えていない。体力はあると思います。倒せるにこしたことはないが、全部判定になっても大丈夫な体力はつけています」と自信に満ちあふれた表情を浮かべた。
対戦を希望している元プロボクシング3冠(日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック)ヘビー級王者の京太郎(チーム京太郎)とはお互いに勝ち上がれば、決勝で顔を合わせることになる。石井は「彼は真の日本の格闘家。(ファイトマネーの)未払いを経験したことのある、同じ真の日本の格闘家同士になる。それを経験しないと日本の格闘家ではない」と冗談を入れながら、対戦実現を待ち構える。
K-1の年間最大の祭典で組まれ、90~00年代の旧K-1をほうふつさせる重量級戦士たちの無差別級トーナメント。「盛り上がってきているのは純粋にうれしい。このトーナメント後にK-1の重量級が盛り上がることを祈っています」と笑顔をみせた石井は「自分が優勝する。気持ちでは負けない。気持ちが伝わる試合がしたい」と気合十分だった。

