プロボクサーに転向しプロテストに合格したばかりの「神童」、那須川天心(24)の弟龍心(16=TEAM TEPPEN)は、兄へ勝利を届けられなかった。
フライ級51.5キロ以下トーナメント準決勝で“因縁”の塚本望夢(17、もうむ=team Bonds)に判定で敗れた。ジュニア時代の20年12月に対戦。その時も判定の末に敗れていたが、3年ぶりのリベンジはならなかった。
リングサイドには、兄の姿があった。「ナイス」「焦るな、ゆっくりでいいよ」「入ってから打て」。身を乗り出しながら、声をからしながら、弟へ声援を送り続けたが、勝利には結びつかなかった。

