アマ3冠のプロボクシング日本フェザー級18位・木村蓮太朗(25=駿河男児)が約1年3カ月ぶりにリング復帰する。9日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル100大会&ふじの国PROFESSIONAL BOXING3大会(日刊スポーツ新聞社後援)のセミファイナルに登場。干場悟(25=蟹江)とのスーパーフェザー級8回戦で拳を交える。「自然に倒せる、普通にやれば倒せる。勝てると思う」と静かに燃えた。
昨年2月、日本フェザー級6位前田稔輝(グリーンツダ)とのプロ6戦目で1-2の判定で敗れた際、2回に左拳の骨折と脱臼に見舞われ、計3度の手術を受けた。本格的に練習再開できたのは昨年10月。木村は「(前田戦は)負けは負けなので。プレッシャーはなかったが、プロで負けないで(世界まで)いこうと思っていた。1回負けたので周りの評価を気にせず、自分のやりたいことをやりつつ、最終的に倒せればいいなと。勝ちにこだわっていきたい」と自然体を貫いた。
昨年7月には深夜の路上でトラブルを起こして現行犯逮捕(その後不起訴処分)され、日本ボクシングコミッションから厳重注意処分を受けた。木村は「(前島正晃)会長や後援者、スポンサーの方に迷惑をかけてしまった。その人たちのためにもしっかり恩返ししたい」と気持ちを引き締めた。強豪・東洋大ボクシンブ主将を経て“ゴールデンルーキー”として20年7月にプロデビュー。静岡県初の世界王者を目指す木村が苦難を経て再起のリングに立つ。

